マルチビタミンはミネラルを含まない物を

 

 先月の記事で、それまで一押しだった マルチビタミン剤の Life Force Multiple は 錠剤(タブレット)である事、近年タブレット仕様のサプリの副作用が懸念されている事から、もはやお勧めはしませんという話をしました。Life Force Multiple は カプセル版(Vegetable Capsule, V-cap)も最近登場したので、そちらに切り替えても良いのですが、私は このタブレット騒動を機に、他のブランドに切り替えました。冒頭のビデオに映っている MVPというマルチビタミンです。アメリカで買うと2,500円前後ですが、アマゾンなど日本で買うと6~7倍の値段、1万数千円もするので、私はBodybuilding.comから購入しています。円建てで買い物が出来き、注文から早いと1~2週間で到着します。

 

http://jp.bodybuilding.com/store/ms/mvp.html

 

 このマルチビタミン、実はミネラル成分(いわゆるマルチミネラル)が含まれて居ません。その理由ですが、主な物をあげると、

 

1.複数のミネラルを組み合わせると、互いの吸収率を阻害するため、高いお金を出そうとも、1粒に全て詰まったマルチビタミン・ミネラルは非効率・非経済的であり、ミネラルは単体・あるいは相殺しない物を時間をずらして摂取したほうが良い。

 

2.ミネラルの中にはビタミンの吸収を阻害する物がある。

 

3.ミネラルによって、摂取すべき時間帯が異なる。

 

4.必要な各ビタミン・各ミネラルの量は、個人の性別・年齢・健康・生活習慣などによって、かなり異なる。

 

の4つとなります。

 

 日本で多く出回っているマルチビタミン・ミネラルですが、1粒に全部詰まってお手軽!と思いきや、逆効果だった訳で、我々の体にはきちんと吸収されていなかった訳です。

 

 でも日本のドラッグストアでも、マルチビタミンとマルチミネラルを分けて販売してるメーカーもありますよね。しかし、これには落とし穴があって、その1つは、上記1のミネラル同士の相殺作用です。例えば、カルシウムは他のミネラルと相性が悪く、違うタイミングで摂取すべきです(。これについては明日以降の記事で詳しく説明します)。ではミネラルを単体で摂取しようとすると、鉄・マグネシウム・亜鉛・セレン・バナジウム・・・といったように、サプリの数が増えますし、食品から毎日きちんと取るのも大変です。そうすると、適度なビタミン、ミネラルがある程度まとまっている物(相殺する物を含んでいないタイプ)を「マルチビタミン」と「マルチミネラル」に分けて購入すれば良い訳です。

 

 もう1つ、日本のマルチビタミンの拙い所ですが、ビタミンB3(ナイアシン)に、ナイアシンアミドを使用している事です。純正のナイアシンと違い、ナイアシンアミドは肝臓に負担を掛けますし、毎日摂取するサプリに含むべきではありません。これは多分、純正のナイアシンにしてしまうと、敏感な人は摂取後に、ナイアシンフラッシュ(顔など、皮膚が赤くなったり火照る)を起こしてしまう事を危惧してではないかと思うのですが、大抵の人はマルチビタミンに含まれているような微量(数g程度)なナイアシンを摂取しても大丈夫ですし、私も単体のナイアシンで試したところ、100g以上を一度に摂取しないとフラッシュは起きませんでしたし、2回目以降は100g程度ではフラッシュを起こさなくなりました(人によっては50gでもナイアシンフラッシュを起こす人が居ます。特に初めての時や、たまにしかナイアシンを摂取しない時)。

 

 それで彼是調べてみた所、上記のMVPは純正のナイアシンを使っており、もう使い始めて1月近く経ちましたが、ナイアシンフラッシュは起こっていませんし、飲んだ後の体調も 昔の Life Force Multi (ビタミン・ミネラルなんでもテンコ盛りのサプリ)を飲んで居た時よりも良い感じで、何より「サプリを飲んだ」という感じ(異物感、後味・臭い、胃もたれなど)がありません。

 

 このMVP,マルチミネラルに対応する商品も販売しているのですが、私は睡眠誘導の事も考えて、就寝前にZMA(亜鉛・マグネシウム入りのカプセル)を飲んで居ます。亜鉛はテストステロンの上昇にも貢献しますし。また、運動で汗を流したり、ジムでの風呂の後(最近はサウナも初めました)には カルシウムを摂取しています。