大分 回復しました!

 

 半年以上 記事をアップロードせず、申し訳ありません。

 

 今から 3年前の採血検査で 自分が LOH症候群(重度の男性更年期障害)を患っていると解ってから、いろんな書物を読んだりいろんなサプリ・薬・療法を試しました。しかし一時的に改善する事はあっても、長期的には下がってしまい、重症の閾値である男性ホルモン(遊離テストステロン)の血中濃度 8.5 pg/ml の値(健康な男性が80代後半で到達する値)を突破するどころか、閾値の値の半分~8割位の値を彷徨っていました。酷い時には 重症閾値の4分の1である、2 pg/ml 台の値しかありませんでした。2 pg/ml 台というのは、100歳の長寿をまっとうした方でも到達しない値だと思います。【 注:pgはピコ・グラム、つまり1兆分の1グラム。1 pg/mlだと、1ミリリットル(=1cc)あたり、1兆分の1グラム、という意味。ホルモンの分泌量はその位 微量なのですが、身体には多大な影響を及ぼします。】

 

 運動療法や、このサイトで紹介したサプリやハーブ、アロマ を試すと、確かに調子は上がるのですが(特に友人らと一緒に運動したり旅行した時とその直後)、オフィスでも自宅でも一人になると(上のビデオに登場する、男性更年期を患う米国在住の ノア さん:このサイトでも以前紹介)のように、クヨクヨしてしまい、負の循環に陥って、ネガティブな思考スパイラルを断ち切る事が出来ず、何も出来ない、という状態が続いて居ました。

 

 そこで、生活・行動の抜本的な改革が必要だと思い、このサイトに記事をアップロードするのも、このサイトに関わるのも 完全に止めていました。3年前から、英語のサイトもシラミ潰しに読み漁りましたが、「読んでいない事・知らない事はない!」と感じるくらい、基礎情報としてはこのサイトに既にアップしている事で十分だからです(たまに、最新の研究成果の論文が公表される事はありましたが、大勢の考えた方は変らない、というのを一年前ぐらいから日々感じて居ました)。その間、心配してくれて私にお便りをくれた方々、返信せずに申し訳ございません。仕事が忙しいというのもあるけれど、皆忙しいから、言い訳ですね。

 

 その間 私が何をしていたのか と言いますと、とにかくほぼ毎週末のように 友人と野外に出かけて運動をして居ました。いわゆる転地療法というやつです(正しくは転地療法プラス運動療法ですが)。一緒に(スポーツというよりも)運動・旅行をしていた友人が 転勤・引っ越しなどで 一人去る毎に、最初は寂しい時もありました。しかし、そのうち、行きつけのジムなど他の友人たちと旅行会社のスキーツアーなどに参加するようになり、アウトドア派の新しい友人が自然と出来ては我々のグループに加わり、グループの人数も毎回増えて行きました。そうやって、仕事以外の、プライベートの世界、リラックスできる社交の輪が、週末だけとはいえ、確立して行ったのです。職場で、都会で ストレスを受けても、週末に大自然の中、スキー旅行や山歩き、温泉旅行が出来る事が楽しみなので、体調が少々悪くても 普段より頑張れるようになった、といった感じです。

 

 また、この時期に、それまでシラミ潰しに調べたサプリ・健康食・療法のうち、「自分に何が効くか、何が効かないか(金と労力・時間の無駄か)」という事も解るようになってきました。実際、昨冬は、10年近く悩んできた冬季性鬱(うつ)の症状も和らぎました。気分の高揚、積極性、自信の源である 男性ホルモン(テストステロン)の投与を昨秋から大分減らし、今年に入ってからはテストステロンの充填療法は 塗り薬も注射も全くなかったのに、です。

 

 そうやって、今年の4月下旬に採血検査をし、連休明けに検査結果をもらったら、血中の男性ホルモン(遊離テストステロン)のレベルが 10 pg/ml まで上昇していました。重症の閾値 8.5 pg/ml を突破しただけでなく、遊離テストステロンの値が2桁にまで上昇したのです!最初は自分でも信じられませんでした(もう治らないと、諦めて居ましたから)。でも 担当医の先生の喜ぶ顔を観たら、こちらも嬉しくなりました。ただ、「一時的なバラつきかな?」と念には念を入れて、先月(6月)の半ばにも採血検査を行なったのですが、梅雨で天気が悪い(気分が落ち込むと、テストステロンも減少しやすい)とはいえ、今月(7月)に頂いた検査結果では、血中の遊離テストステロンの値が 11.3 pg/ml にまで上昇していたのです! これには驚きもありましたが、直ぐに自信につながりました。

 

 あとは現状を維持し(できれば上昇も続けるように努力し)、テストステロンの値が下がりやすい10月~3月に向けて心身の準備をする、という事で、9月下旬まで、通院も血液検査もしない事になりました。精神的にかなりホッとしましたし、友人たちだけでなく、職場で私の病気について知っている方々も喜んでくれました。

 

 「もうダメだ、もう治らない」、と諦めかけたことは何度もありますが(というか、ずーっと諦めていた時期もありますが)、それでも諦めなかった(=「諦める事」を止める事が出来た)のは、心身の健康状態がどん底でも、血液検査の結果が「見込みなし」の最悪であっても、それでも諦めずに回復した人々が、前例があったという事です。とって、その一番の模範教師になったのは、上記のビデオに登場する米国在住の ノア さん。マッチョに髭面のボディービルダーで妻子持ちの彼が、短期間に重度のLOH症候群(男性更年期)に陥ってしまい、治療を受けて 3~5か月 経っても症状が改善しない時に 彼は 「自殺まで考えしまう」と告白していますが(下のビデオ)、まさかその9か月後(病気の通告から1年後)には殆ど回復して、元のボディービルダーに戻っているなんて、ノアさん御本人が一番驚いたでしょうね。

 

 

 ノアさんの場合、病名の告知から 1年で回復しましたが、私の場合は3年もかかってしまった訳です。それでも 3年かかろうが、大分回復した訳ですし、男性更年期(LOH症候群)を患わっている人は日本にもアメリカにも大勢居ます(日本は患者推定数600万人で、その1割しか、自分が男性更年期を患っている事を知らないそうです)。重度の男性更年期(LOH症候群)解ってから ホルモン充填療法を受けた人のうち、4割が回復しないらしいですし、そういう人たちの中には メディアが「男性更年期はホルモン注射1本で直る!」などの誤報を流しているために「長期戦で臨めば直るのに、結果が出る前に 諦めてしまった」方も居らっしゃるかもしれません。私も ともすれば、そちら側に行ってしまう、行ったままになってしまう所でした。しかし、即効性や超回復を期待せず、辛さに耐え、地道に努力を続けて居れば、いつかは治る(少なくとも改善する)のですよ。まさに「信じる者は救われる」といった感じです。ノアさん、どうも 有難う御座いました。

 

 あと、ドン底から回復した例として解りやすいのが、故 はら たいら 氏 の御本(以下の2巻)ですが、彼の場合、病院に行かず(つまり、検査結果のデータが公表されておらず)、自宅で食事療法、サプリ、運動療法で10年近くかけて直してますから、ちょっと掴み所がない部分、実践しにくい部分があります。

 

男も「更年期」がわかると楽になる
はら たいら
主婦の友社

 

 サンプラザ中野くん も男性更年期から立ち直ってご活躍されていますが、彼の場合も具体的なデータや病状を公開していない(怒りぽくなった、とか感情面の変化は 以下の2つの御本に登場しますが)。

 

平和なカラダ
サンプラザホメオパス中野
ユビキタスタジオ

 

 一方、ノアさんの場合、御自分が男性更年期障害の治療を受け始めてから1年半後まで御自分の変化の様子を、採血検査の結果や自分の病状、心境(自殺したい気持ちまで)正直に答え、Youtubeにアップロードしてます。この点で、私は ノアさんがYoutubeに連載したメッセージが一番勇気を与えてくれましたし、実際、彼の勧める方法・サプリ・食事療法・運動療法 を 試した所、病状が大分改善したのです(友人とのスキー・温泉旅行など、転地療法もありますが)。

 

 

 一方、最近になって、自分の周りにも 男性更年期(LOH症候群)など、ストレスが原因でホルモンバランスが崩れる病気で苦しんでいる方が(中高年の男女だけでなく、20代の若者も)多数居る事が大分解ってきました(数年前から気付いていたのですが、確信を持つようになったのは、自分が回復期に入ってからです)。自分が立ち直った経験から、年齢・性別を問わず、彼らには私から個人的に出来るだけアドバイスを(求められたら必ず)しているのですが、図や写真、リンク先、参考文献など、いちいち紹介するのが大変になってきました。そこで、このサイトのブログ形式の記事投稿を再開しようと思います。一度記事にしてしまえば、症状に合わせて関連のある記事を読んでもらって、それからじっくり話を聞いて、もっと的確なアドバイスをしたり、専門家を勧めたり出来ますからね。以前の記事については、ページ左側のリンク(分類済み)からご覧になれます。

 

 自分が回復した立ち直った経験から、皆様のお力添えになりたいと願って止みません。これからも宜しくお願いします。

 

2015年7月17日(金)