タンニン・カテキンを避ける(Part 1:イントロ)

 

先日紹介したTarzan誌の今月12月27日号(筋トレ特集号)によると、トレーニング中などにお茶を飲むのは良くないそうです。お茶に含まれる渋みの成分であるタンニン(カテキン)は、微量でもタンパク質を固まらせ、吸収率を下げる、というのがその理由です。このため、優れたスポーツ選手はお茶とプロテイン、お茶とアミノ酸、という組み合わせを避けているそうです。そういえばお茶は薬と飲んでも良くない、と言いますよね。

 

そこで問題になるのが、以下の3点です。

 

1.タンパク質は毎食取るべきであり(特に男性更年期の方、予備軍の方は十分な量を摂るべきです)、スポーツ選手や筋トレをされている方は3食以外にも、プロテインドリンクなどの形でタンパク質を補充する必要があります(同誌 p. 57)。

 

日本人の平均タンパク質摂取量は 69.8 g ですが、体重60キロの人が筋トレをする場合、一日に必要なタンパク質の量は、体重を2倍して単位をグラムに変えた 120 g なので、かなりの量のタンパク質が不足し、これをプロテインドリンクなどで補う必要があります(同誌 p. 55)。

 

という事は、高価なタンパク質の効果的な摂取を考えると、カテキンの摂取量は、トレーニング中だけでなく、一日を通じて、出来るだけ減らした方がよい事になります(あるいは胃腸がタンパク質を消化・吸収していない、すきま時間を見つけて摂取すべきです)。

 

2.タンニン・カテキンの多いのは緑茶だけではありません。

紅茶にも含まれていますし、ワインの渋みもタンニンです。コーヒーもお茶より少ないですがタンニンを含んでいます。また、柿の渋みやイチョウ茶の渋みもタンニンです。そういう私、今日夕食後に友人たちと柿を食べてしまいましたが、甘かったので大丈夫でしょう。

 

では苦いものがすべてタンニン含有量が高いかというと、例外もあります。例えば、ゴーヤがそうですし、ゴーヤから作ったゴーヤ茶はカフェインもタンニンも含まず、寝る前に飲んでも睡眠を妨げません。しかも植物インスリンを含むので、体に良い飲み物です。

 

3.また、タンニンはタンパク質だけでなく、鉄の吸収を妨げます。このため、貧血気味の人はお茶などタンニンを含む飲み物・食べ物は避けるべきですが(よくお医者さんや薬剤師さんから聞く言葉ですが)、筋肉をはじめとする体作りを目指す人は、カフェインとともにタンニンの摂りすぎに注意すべきです。

 

タンニンを含む飲み物については、以下のサイトをご覧ください。

http://www.mypha.or.jp/drug/qa_01.html

 

また、タンニンを含む食べ物については、Wikipediaをご覧ください。植物起源の嗜好品に多いです。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3