ホルモン充填療法の経過(Part 4)

 

今日は昨日の記事の続編です。

 

ホルモン充填療法のための筋肉注射の効果を実感するのは(量や人にもよりますが)一週間程度で、私の場合も二日目がピークで、5日位はハイの状態で絶好調。その後は血中の男性ホルモン(遊離テストステロン)が減ってくるのを感じますが、10日目位まではなんとか前向きで居られるので、効果はあるのだと思います。

 

ところが苦しくなるのが10日目を過ぎたあたりからで、筋肉注射から2~3週間経つ頃には血中の男性ホルモン値が下がって気分が悪くなり、イライラしたり、とてつもない不安感や焦燥感に取りつかれたり、かなり鬱っぽくなりました。体に毒が入っているかのように気分が悪く、その毒の量も毎日時間とともに不規則に変化するような感じで、何事にも集中出来ない状態です。この状態は10月の始めと、(その後10月10日に注射を打ち、それが切れてきた)10月末が一番苦しかったです。季節の変わり目という事もあり、仕事が忙しくなった時期でもあったので、それもあるのでしょうが、ホルモンのバランスが調節できないと、自律神経、交感神経・副交感神経のバランスを調節して気温や気圧の変化に適応できなくなるだけでなく、日中の仕事と帰宅後の休み(就寝時)の切り替えも出来なくなってしまいます。いわゆる自律神経失調症や不眠症の症状が表れてくるそうです。

 

私は数年前から冬になると調子が悪くなり(11月がピーク)、夏よりも鬱(うつ)気味になるので(数年前に発症し、年々悪化していった男性更年期障害のせいですが)、光療法を行ったり、寝室や居間に夜になると青い豆電球を点灯させて精神の鎮静化を図ったり、ジムで運動したり、温冷浴をするなどしてしのいでいました。ところが今年の10月の場合、何を使っても、運動しても、指圧に通っても、何も効かない位、ひどく不調でした。数日前の診断結果では、男性ホルモンの筋肉注射のため、私の体(主に精巣)が自分の力で男性ホルモンを生産するのをやめてしまい、注射直後の血中の男性ホルモン濃度の高い時とは対照的に、数日後に注射由来のホルモン濃度が低下し始めると、自分で作り出そうとしないために、ホルモン濃度がさらに急降下してしまい、今まで味わったことのないような不快感に苦しめられていたようです。

 

もしホルモン充填療法に体が上手く反応していれば(6割の人たちが上手く行きますが)、注射後の血中男性ホルモン濃度の低下が緩やかなので、ここまで苦しむことはないわけです。ところが、私はその6割の人間ではなく、注射が効かない4割の一人になってしまっただけでなく、もともと少量ながら生産していた男性ホルモンの分泌量が、注射の影響で更に下がってしまったため、血中のホルモン濃度が急降下で低下し、体がそれに付いて行けず、新しいホルモンバランスに短期間で合わせる事が出来ず、更に苦しい思いをしたようです。

 

このため11月に入ってから運動量を(筋肉トレーニングを中心として)増やし、成長ホルモンの分泌を促すと実証されている加圧トレーニングも取り入れ、毎日夕方になるとジムへ行って運動していました。ジムでは温冷浴と座禅も続け、食事・栄養にも気を使いました。そうする事で、血中ホルモン値が下がった時の不快感は減ってきて、何とかやっていけるようになりました。

 

ちょうど気分がこうやって上向きになりはじめた時期に血液検査を行ったため、自分の男性更年期障害(LOH症候群)は良くなっていくのだろう、血中男性ホルモン値も上がっているだろう、と思っていたら、今月(12月)の第二週に入って結果を担当医の先生に伺ったら、かなり下がっていたので、もう驚愕状態でした。このような場合、どん底まで落ち込んで自分では立ち上がれないのでしょうが、診断結果を頂いた直後に男性ホルモンの筋肉注射をして頂いたので、その注射(お昼前に行った)の効果がその日の夕方には出てきたため、何とか今日も前向きで居られます。しかし、注射の効果が切れてホルモン値の下がってくる来週は元気で居られるか、というと、今回は自信がありません。ただし、今回は筋肉注射のほか、漢方も処方して頂いて、一日三回飲んでいますので、ホルモン値の急降下は10月程ひどくはないであろう、と期待しています。担当医の先生が

 

「この薬は効きますよ。」

 

と(いつもは見せない満面の)笑顔で仰ったので、それが私のちょっとした希望になっています。プラッシーボ効果かもしれませんが。

 

とりあえず、今までのように運動・食事・睡眠(休息)などに出来るだけ気を付けるしかありませんね。根気よく直すしかありません。普通だと長期戦って言葉を使うのですが、男ホルが低いと戦う意志がなくなり、意気消沈・意志薄弱になりますから(それが男性更年期障害の症状ですが)、結構大変です。私の場合、親しい友人や家族に相談したり、このサイトに経過を書いて有言実行をしようとしています。

 

こんなとき、男性更年期障害が専門のコーチ(パーソナル・トレーナー)が居てくれたらなあ、と思う事があります。大学病院に月一回行くだけでなく、毎日相談できる専門家が居てくれたら、と弱音が出る時がたまにある、というのが私の正直な感想です。それでも私の通っているジム(2か所)のトレーナーさんたちや知り合いの栄養・運動の専門家の方たちが会うたびに色々相談に乗ってくれたり、情報を下さったりするので、そういう点で私は救われているのだと思います。