バナナを食べよう

 

 もう5年以上前ですが、日本でバナナ・ダイエットなるものが流行った時、私も3か月位続けて、体重が7キロ痩せて標準体重に戻った事があります。「朝食はバナナのみ。」「夜8時以降は食べない。」というだけの簡単な物でしたが、メタボ系(予備軍も含む)のオジサンの間でも流行り、私にも効果がありました(バナナは低カロリーですが、栄養豊富で腹持ちも良いからです)。しかし、「喉元過ぎると何とやら・・・」で、私も いったん痩せてしまうと、また他の物を食べるようになってしまいました。バナナばかりでは飽きる、栄養が偏ってしまう、と(飽きる前から)思っていたのです。多分、他の物を食べる言い訳にしてたと思います。

 

 私がバナナを買わなくなった、もう一つの理由は、直ぐに色が変色したり、夏だと痛んだり、虫を引き寄せるような甘い香り(熟成が進むと甘酸っぱい臭い)を放ったりで、保存が難しかったからです。吊るすと変色しにくく、保存しやすいですが、臭いの問題が残りますし、冷蔵庫に入れると場所を取ってしまいます。今考えると、アイス・クーラーで保存すべきでした。

 

 健康食・ダイエット食としてのバナナの効能の事はここ数年、すっかり忘れていたのですが、半年位前、バナナの偉大な効能について考えさせられる事がありました。

 

 私の知り合いにベネズエラ生まれのスペイン人のオジサンが居るのですが、1年近く前にジムで知り合いました。半年前から同じ夕方~夜のエアロビクスのクラスに出るようになったため、週に2~3度、帰りの電車で一緒に帰るようになり、たまに週末にも会ったり、ジムの他の友人達も含めて一緒に2泊3日の旅行へも行ったのですが、彼の変わった(?)習慣に気付いたのです。

 

 私が『よく飽きないな~』と いつも驚く程、このオジサンはバナナを朝から晩まで日常的に 食べていました。ベネズエラ生まれですから、バナナで育ったのでしょう(彼の奥さんもベネズエラ生まれのスペイン人で、週末に会ったりすると、バナナをよく食べて居ました)。オジサンの方は、会うと必ず(電車を待っている時でも、歩きながらでも)バナナ・チップを鞄から取り出し、スナック菓子代わりに食べていて、たまに一緒にスーパーに買い物に行くと、必ずバナナを多量に買っていました。このオジサン、実年齢が67なのですが、見掛けは50代半ばくらいです(白髪を染めて居れば、もっと若く、50歳位に見えます)。体がギリシャ彫刻のようにがっしりしていて、胸板が厚過ぎるくらい 分厚く、筋肉質で太っても居ないので、このバナナに何か秘密があるのでは、と思っていました。

 

 そういえば、1年ほど前、ゴールド・ジムの原宿店のプロテイン・ラウンジ で休んでいた時に、トレーニングを終えたばかりの マッチョなお兄さんが近くにドンと座り、コンビニの大袋から大きな房のバナナ(多分、10本以上付いていたと思います)を取り出すと、むっさむっさと食べ始めました。私は「プロテイン・ラウンジ なのに、しかもバナナは1本ずつバラ売りしているのに、なんであんなに沢山持ってきているのだろう。」と思ったのですが、今考えると、このマッチョのお兄さんも、上記の スペイン人のオジサンのように、バナナをボディー・ビルディング体型用に(間食やトレーニング後のエネルギー補給源としての)常食としていたのでしょうね。

  

 この スペイン人 の オジサンが先月急に 国 に 帰る事になり、慌ただしく引っ越しや各種解約手続きなどをした後、クリスマスの直前に スペインへと 旅立ちました。ラテン気質なのか、それからは あまり連絡が ありません (2,3度短いメールや写真を送ってきましたが)。2週間位前、スタバに朝食を食べに入った時にバナナを発見し、「バナナ依存症(?)のオジサン」への懐かしさもあったのか、いつものサンドイッチ や マフィンの 代わりにバナナ1本を注文して食べました。すると、その日は 集中力もいつも以上に続き、お昼まで とても調子が良かったです。私は週末など、休日の朝にしかスタバに行かないのですが、それ以来、スタバではドリンクと一緒に朝食・スナックなどを摂る場合、バナナしか注文しない事にしています。お財布も大分助かります。

 

 さて、このバナナですが、バナナの効能について、今朝Youtubeからメールが送られてきました(上のビデオ)。このビデオによると、アメリカでも日本でもアスリートを中心に人気のバナナは、以下の効能があります。

 

1.エネルギーを手軽に手早く摂取できる(バナナ2本で、運動・トレーニングを1時間半するだけのエネルギーが摂取できます)。また、朝のボーっとしている時や仕事で調子が出ない時にコーヒーなどカフェインを摂るよりも、バナナを食べたほうが効果があり、カフェインによる気分の高揚と急降下のような急変動も避ける事が出来ます。

 

2.カリウム(Potassium)を豊富に含んでいます。カリウムは赤血球が脳などへ酸素を運ぶのに必要となる栄養素で、その他にも体の水分量を調節したり、心拍数・血圧を恒常化する大切な働きがあります。運動後の筋肉痛も、カリウムの摂取によって和らぎます【というよりも、筋肉の再生にカリウムは不可欠です。】。

【男性更年期(LOH症候群)の方はカリウムが健常者よりも必要ですで、バナナは良い栄養源となります。】

 

3.便秘に良い。

 

4.気分を明るし、抗うつ効果があることが科学論文でも報告されている。大きな理由の一つは、幸せホルモン「セロトニン」の原料となるトリプトファンを含んでいるため。

【そういえば、上記のスペイン人のオジサンは底抜けに明るいです。前向きで何にでも積極的。ラテン系というのもあるけれど、ラテンの積極性は説明しずらいので、やはりバナナの効果かもしれません。日本でも抗うつ対策としてバナナを勧めている本・医者が多いです】。

【上のビデオにはありませんが、バナナに抗うつ効果があるのは、セロトニンの先駆物質のトリプトファンを含むからだけではなく、やる気ホルモンであるドーパミンの先駆物質であるチロシンを含んでいるためで、日本の書籍は バナナが鬱に効く理由として チロシンを含んでいる事を真っ先に挙げている物をよく見ます。また、チロシンは集中力を上げる効果もあります。バナナの苦み成分がチロシンですので、バナナが未熟で苦い場合も、残さず食べたほうが良いですよ。】

 

5.鉄を多く含んでおり、赤血球を作る助けになる。

 

6.低カロリーであるが、栄養(上記のミネラル・ビタミン・アミノ酸など)を多量にバランスよく含んでおり、他の新鮮食品(Raw Food)よりも優れたミラクル・フードである。

【 昨日の記事で、Dr. Mercolaが 脳力アップのために摂取すべきだと言っていた Raw Food ですが、バナナで手軽に出来ますね。】

【また、上のビデオではバナナ1本あたり、平均110 キロカロリーと説明していますが、日本のバナナはアメリカの物よりも小ぶりなので、75~85 キロカロリー、大きい物でも90キロカロリー(100 キロカロリー以下)です。】

 

7.食物繊維が豊富。バナナが低カロリーなのに大きさ・重量・満腹感があるのは、この食物繊維と水分の多さにある。また、柔らかく、消化も良い。

【食物繊維は満腹感をもたらしたり、血糖値が急上昇するのを抑えたり、コレステロールや有害物質の排出を助け、便秘にも効果があります。】

 

8.手軽に何処でもエネルギー補給が出来る。運動後には炭水化物系のカロリー摂取が疲労回復に一番効果がありますが、バナナはそれが手軽にできます。スムージーとしてもお勧めです。朝食として摂取するのが朝からエンジンを掛けるのにお勧めですが、お昼を食べるのに忙しい時など、昼食を抜く、遅らせるよりも、バナナを摂取した方が、仕事の効率が落ちる事はありません。

 

9.マンガンを豊富に含む。マンガンは代謝や骨の健康に必要な栄養素です。1日あたりの成人の必要量は 1.8 mg ですが、バナナは1本当たり、その6分の1の 0.3 mg を含んでいます。

 

10.脂質やコレステロールを殆ど含んでいません。

 

というわけで、バナナを積極的に食べましょう。

 

2014年1月31日(金)に掲載

追記(1月31日夕方):早速近くのセブン・イレブンでバナナを どっさり買い込んできました。キッチンに1房丸ごと吊るして保存しています。 まだ食べてもないのに幸せな気分です。(バナナの)黄色い色も気分を高揚させ、幸福感を与えるらしいです。