クレアチン: 筋肉が肥大して見えるサプリ

 

 筋トレに励む人たち、特にボディービルダーの間で必須サプリのように摂取されているアミノ酸系サプリ、クレアチンですが、過剰摂取による内臓などへの副作用(side effect: 上のビデオ)など、最近あまり良い話を聞きません。これはグルタミン酸など、他のアミノ酸の過剰摂取でも同じですね。

 

 筋トレ人口の間で人気が出た理由は、摂取していると筋肉が肥大したのが(他のサプリに比べて)実感できる、という事です。最初の数日間多量に摂取(Loading)し、その後量を半分程度に減らしますが、基本的に毎日(筋トレ後などに)摂取しなくてはなりません。コストも一日100円ちょっと位なので、コスパの点からも人気が出たのでしょう。

 

 しかし実際には筋肉の保水力が上昇するために筋肉が肥大したような感じを持つだけであり、普段から十二分な水分を摂っていれば、クレアチンは不要という方も結構いますし、過剰に取れば筋肉が付くかというと、肥大感を楽しむどころか、副作用のリスクがありますから、必要最低限の摂取量で十分だと思います。あとはマメに水分補給をする事です。

 

 また、最近問題になっているのが、クレアチンを摂取し続けると、外からのインプットに頼ってしまい、体内でクレアチンを自己合成する力がなくなってしまうそうです。まるで、ホルモン充填療法をしたときに、体内で男性ホルモンを生成する力が更に弱まってしまった私じゃないですか。この話を通っている2つのジムのトレーナーさん2名(それぞれのジムで一名ずつの方)から同時期(つい一週間ほど前)に言われたので、クレアチンは摂取はしないことにしました。2・3か月前に一か月ちょっとクレアチンを摂取し続けた事があるのですが、筋肉量の増加に(Tanitaの体組成計を使って図っても)影響はありませんでした。

 

 ちなみに筋肉増加に一番効果をもたらす物質は男性ホルモン(テストステロン)です。私はこれが極端に少ないLOH症候群(重症)なので、筋肉が付かなくても当たり前ですが、筋トレが男性ホルモン分泌の促進に欠かせないので、毎週筋トレをしています。

 

 次に重要なのが成長ホルモン。なぜか日本の雑誌や広告では成長ホルモン分泌をあげるサプリや運動、ダイエット法が多いですが、性ホルモンに対するタブーが影響しているのでしょうね。

 

 以前紹介した Sean さんの「テストステロン増加の筋トレ」の以下のサイトにも、クレアチンについて、その光と影が別々に紹介されています。

 

http://www.eliteimpactlabs.com/articles/how-take-creatine-5-easy-steps

 

http://www.eliteimpactlabs.com/articles/creatine-bloating-facts-0

 

2012年12月31日掲載