脂質

 

 全てのホルモンの主原料はコレステロールです。このため、脂肪分の摂取量が少ないと、テストステロンに代表される男性ホルモンに限らず、他の全てのホルモンの分泌量もが低下してしまい、イライラ・鬱などの感情障害(ダイエット中の方によく見られますね)なったり、逆に(満腹感を与える脂質の不足から)空腹感を抑えられず過食に走ったり、炭水化物摂取によるインスリンの急上昇・急降下で集中力が続かない、睡眠障害などの弊害が起きます(上のビデオ参照)。健康志向だからといって、野菜ばかり食べるのでなく、肉や魚も適量の摂取を続ける事が大切です。

 

 健康・ダイエットと脂肪摂取の関係において、摂取する油の質を改善し、魚由来の油(DHA,EPA)オリーブ油など、健康に良い油を十分な量で取ったほうが健康的です。上のビデオによると、卵だけでなく、動物性の油もOKらしいです。

 

 ただし、マーガリンやショートニングなど、人工的に水素を付加した油(トランス脂肪酸)だけは極力避けるようにしましょう。細胞膜が硬化し、栄養素を取り込む機能が落ちてしまうことが解っており、これが心臓循環系・脳の疾患や、感情の障害につながるため、欧米の多くの国で、数年前からマーガリンやそれを含んだ食品(菓子やパンなど)の販売やレストランなどで出すことも禁止されています。アメリカですら、2013年の秋から禁止になりました。アメリカのマクドナルドはそれ以後、マーガリンなどのトランス脂肪酸を使っていませんが、日本のマクドナルドは今でも使っていますし、日本のコンビニ・スーパー、カフェのチェーン店 に置いてあるお菓子や(作り置きの)ケーキの大半に入っているだけでなく、菓子パンも食パンも大抵マーガリンを使っています(トランス脂肪酸は酸化されにくく、日持ちが良いからです。体には悪いだけ・百害あって一利なしですが)。このため、私もパン屋の手作りパンしか食べなくなり、お菓子も(手作り以外は)殆ど食べなくなったら、体重・体脂肪率も減り、体調も良くなりました。先日スタバで食べたブラウニーにマーガリンが使ってあるのを知らずに一切れ食べたのですが、食べて1時間もしないうちに気持ち悪くなり、あとでパッケージの成分表示を見たときは時既に遅し。それ以来スタバでは(バナナ以外は)食べなくなりました。そうやって、コンビニ、ファーストフード、スタバ系にも寄らなくなる(友人と寄っても、余計な成分の入っていないシンプルなもの、必要最小限のものしか買わない・食べなくなる)ので、マーガリンとショートニングを気にするだけで出費も大分減り、お財布も助かっています。

 

 男性ホルモンとの関係の話に戻ると、脂質不足が問題になるのは男性更年期の方や予備群の方だけではありません。若い人、健常者であろうが、テストステロンが増えるような状況でも、脂肪の摂取量が不足すると、実際に使える分(遊離テストステロン)が減少してしまうそうです。

How to Increase Low Testosterone

by eHow (Ryan McAlister)

http://www.ehow.com/how_6931671_increase-low-testosterone.html

 

参考資料

ホルモン力が人生を変える (小学館101新書 23)
クリエーター情報なし
小学館
Tarzan (ターザン) 2012年 8/9号 [雑誌]
クリエーター情報なし
マガジンハウス

 

参考サイト

 

NHK生活情報ブログ(2012年6月20日)

http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/400/123781.html

 

植物油の一覧(Wikipedia)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E7%89%A9%E6%B2%B9%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

 

DHA, EPA 摂取量について

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1596329.html

 

体に安全な油とは?

http://blue-tree.info/kenkou/abura/abura.html