SAMe (サムイ―)

SAMe 100mg[海外直送品]
クリエーター情報なし
NOW(ナウ)

 

 私は男性更年期障害(LOH症候群)と診断される数年前から抗うつ系のサプリ(というよりも、抗うつ効果もある栄養サプリ)を飲んでいます。

 

 最初に始めたのがチロシン。やる気ホルモンであるドーパミンの原料となるアミノ酸で、このドーパミンがアドレナリンの原料となります。鬱(うつ)と診断される人 は血中・脳内のチロシン濃度が 低いそうで、私は数年前、鬱っぽい症状が最初に出だした頃は、竹の子など、チロシンを多く含む食品を摂取していました。竹の子を切った時に出る白く光る粉状の物質、あれがチロシンです。ところが毎日、いや週に2~3回でも竹の子を食べるのは大変。茹でた竹の子のパックを最初は買っていましたが、一回で食べる分の量はあるし、料理のレパートリーも限られているので、そのうち、サプリで手軽に摂取するようになりました。

 

 その後、鬱症状がひどくなるような出来事(特に秋から冬)があると、抗うつ系の漢方薬を一時的に飲んでいましたが、幸せホルモンであるセロトニンを増やす食べ物を摂取すると良いと知り、アーモンドなどを食べて居ましたが、これも飽きてしまい、3年位前から5HTPというセロトニンの先駆物質のサプリを寝る前に飲み始めました。アーモンド・卵・牛乳などに含まれるアミノ酸のトリプトファンが体内で変化すると様々な変化を通じて5HTPになり、幸せホルモンであるセロトニンは5HTPから直接作られます。また、5HTPは眠りをもたらすホルモンであるメラトニンの原料になります(セロトニンが変化してメラトニンが作られるため)。これらのホルモンの体内での生成過程や栄養・自然食品・サプリとの関係は、以下の本にまとめてあります。

 

 

 私もこの本を数年前に読んで 5HTPの事を知り、精神科などで処方してもらう SSRI 系 などの 抗うつ薬と違い、寝る前に適量を摂れば副作用が殆どない事から、思い切って摂取を始めました。5HTPの副作用は 最初人によっては吐き気がしたりする程度ですが、徐々に慣らしたり、ショウガ汁と一緒に取ると良いそうです(SSRI系の抗うつ薬の恐ろしい副作用に比べると、微々たるものですし、私は吐き気を催す事もなく、大丈夫でした。SSRIの副作用については、上の本に解りやすくまとめてあります)。

 

 これで大分良くなったと自分で勝手に思っていたのですが(5HTPは確かに抗うつ効果はありましたが)、日本文化でタブー視されているためか、この本も男性ホルモン増加と食事・栄養の関係や 加齢に伴うテストステロンの低下などについて(ED以外は)全く触れていないため(女性の更年期については書いてありましたが)、私の男性更年期(LOH症候群)の進行を和らげるには至りませんでした。

 

  一年半前(2012年の8月に)LOH症候群と診断されるまで、(仕事に行けなくなるほど)深刻な鬱にならなくて済んだのは、これら2つのサプリ(チロシン、セロトニン)と運動療法のお蔭だと思います。鬱かと思い、精神科に初めて行った時(LOH症候群と診断される4か月近く前)も、

 

「サプリを使って自分が鬱にならないようにコントロール出来ているのだから、鬱ではないよ。今のやり方(サプリと運動療法)を続けなさい。」

 

と言われました。しかし、自分ではもう どうにもコントロール出来ない位落ち込む事、無気力になってしまう事(特に夕方以降に一人でいる時、朝起きる時など)が多く、気になって「ひょっとしたら?」と男性更年期の検査を3か月後に専門の大学病院で受けてやっと「男性更年期障害」(LOH症候群)、しかも重症である、という事が解ったのです。

 

「あの時、精神科の先生に鬱と診断されたり、心療内科にカウンセリングに通うような事になっていたら、LOH症候群の酷い状態である事が発見されないままだった。」

 

と今でも思います。そういう意味では、チロシンと5HTPのサプリに助けてもらったのだと思います。

 

 さて、これらの抗うつ系のサプリを飲んでいる私ですが、たまにどん底まで落ち込み、自分でも危ないな、と思う事があります(冬に多いのですが、特に11月と年末年始です。昨年は3月の後半からテストステロン値の急降下とともに落ち込みも増えました。昨年8月末から回復に転じましたが)。そんな時は日光浴をしたり、光療法を長時間行ったり、天気の悪い日はジムでタンニング・マシンを使って日焼けをしていました(日光浴や日光によりビタミンDが増えるため、テストステロンの量が増え、鬱にも効果がある事が知られています)。1年ちょっと前の年末年始にはかなり落ち込んだので、今回もそうならないように、先月下旬から少量ずつ飲みだしたのが、上のサプリ、SAMe(サムイ―)です。

 

 抗うつ効果のほか、関節炎 や 肝機能の改善に実績があるため、これらの症状によく使われるサプリですが、事前に調べたところ、「抗うつに効果がある!」と個人購入して使用されている方たちのレビューが彼方此方のサイトに載っており、

 

「摂取量が多いと躁転の起きる人がいるので、推奨量よりも少なめで良い。」

 

と書いてあるレビューが幾つもありました。1日400mgを推奨する商品がアマゾンなどで売られています。

 

 そこで、上の商品、しかもSAMeの含有量が100 mgの物を購入し、年末年始から(この時期を乗り切るために)1日1粒~2粒(100 mg~200 mg)ほど飲んでいました。調子の良い日、気分が良い日は全く飲まないようにしていました。

 

 ところが、年末に一度、そして今朝夜中に目が覚めて、イライラしたり、急に怒りっぽくなりました。今まで、目覚めてクヨクヨと負の循環に陥る事はありましたが(今年になって、SAMeやココナッツオイルなどの効果があるためか、大分減って来ましたが)、イライラや怒りを強く感じるのは2年近くぶり、しかも夜中に目覚めた後、頭がカーッとなるなんて事は、少なくともこの10年、一度もありませんでした(一年半前、2012年の夏に、一度そういう悪夢を観て、ハッと目覚めた事がありましたが、起きたら怒りも消え失せました)。

 

 「久々に怒りを感じるなんて、しかも先月末に続いて今朝も起こるなんて、もしかしたら怒りのホルモンである テストステロン(男性ホルモン)値が上昇してきたのかな?」

 

と良い方に考えていた(いや、多分考えようとしていた)のですが、今朝 朝食を取ろうと近くのスタバまで歩いていたら、ふと気付いたのです。

 

「怒りが起きた時は、どちらも前の晩にSAMeを飲んだ時。一日2錠(200 mg)を摂取した時だった!」

 

この事がふと頭に浮かんでSAMeの怖さに気が付きました。

 

 アマゾンの商品説明などのサイトを見ると、

 

「推奨されている 400 mg は多いので、半分の 200 mg を摂取している。」

 

などと書かれたレビューが載っていますが、私の場合、200 mgでも多すぎたようです。

 

 テストステロン値の上昇によるものではなく、SAMeの副作用の可能性の方が高い事は残念ですが、今回の経験で、

 

(1) SAMeは私にも抗うつ効果があること。

 

(2) 私の場合、(筋トレ や キックボクシング でうっかり酷使した事が原因で)先月初めから痛かった膝の関節に効果があった。

 

  (3) 肝機能にも効果があるようで、(アルコールは普段から控えているため、数年前に比べ、酒に対して弱くなっているはずなのに)年末の忘年会などで悪酔いする事も二日酔いになる事もなかった。

 

(4) 夜中に目覚めてイライラした事を考えると、1日 200 mg は 私には多すぎなので、多くとも1日1錠(100 mg)までしか飲んではいけない事。

 

(5)年末年始など、自分の調子が悪くなると事前に解っている時期に短期間で使い、その日の調子が比較的良く必要ない場合には摂取すべきでない事。

 

などが解りました。

 

  このため、私はSAMeを摂取するのは(次にまたどん底の落ち込みの時期が来るまで)止めようと思います(基本的に、出来るだけ摂取したくないです)。

 

 私の担当医は私がチロシンと5HTPのサプリを摂取している事は知っているのですが、今回は私が自己判断でSAMeを年末から(少量、断続的とはいえ)摂取し始め、大変な目に遭いました(躁転?のような症状が突如 夜中に起きた時は、頭がカッカしてました。吟味したつもりとはいえ、レビューを沢山読んでからSAMeを購入したため、レビュー通りの副作用に直ぐに気付いて良かったです)。反省しています。

 

 来週担当医に会うので、今回のSAMeの事を報告しようと思います。

 

2014年1月20日(月)に掲載

追記(2014年1月21日):以下のサイトに躁転の怖さが書いてありますね。

 

http://yaplog.jp/ayukko/category_54/

 

  一方、睡眠不足で同様のイライラが起こる事も珍しくないそうです。特に冬は寒さや冷えで寝づらく、交感神経が優位になってしまうので、その傾向が強いとか。そういえば私が目覚めてイライラした時も夜中に寒くて目覚めた時なので、そのせいかもしれません(少なくともSAMeが原因の全てではないと思います)。5HTPも人によっては悪夢などの副作用があるため、それまで(寒さと5TPの摂取だけでは)起こっていなかった「夜中に目覚めてカッカする。」という症状がSAMeの摂取によって引き起こされたのかもしれません。

 

 しかしながら、注意するのに越したことはないので、SAMeの摂取は極少量から始め、量を少しずつ増やすにしても、体調をまめに監視するなどして、危険信号らしきものが出たら、直ぐに摂取を止める、量を減らすなどして、出来るだけ控えたほうが良いと思います。

 

 その危険信号がSAMe以外の原因(例えば睡眠不足:長時間寝ていても、睡眠の質が悪く、睡眠不足の人が多いです)であったとしても、複数の原因が絡み合った相乗効果として考えるのが妥当ですから、原因である睡眠の量・質の向上(アメリカでは8時間睡眠が推奨されている事が多く、男性更年期の方も8時間の睡眠を確保するようにあちこちのサイトで訴えています)、5HTPなど SAMe以外のサプリの摂取量の調整など、いろいろ試してみて下さい。あと、布団が夜中に冷えないようにするには、室温や服装、布団の量を調整するだけでなく、床を湯たんぽで数時間前から暖かくしてから寝ると良いらしいです。また、パッションフラワーなど、睡眠を誘発するとされるハーブ・ティーを摂取した際に悪夢を見る方も居るそうで、市販の睡眠薬も然りです。

 

 ヨガや禅を始めた頃に(リラックス状態で 心や 深層心理が解放され、潜在意識 の情報 が顕在化されるようになり)悪夢を見る方、昔の嫌な体験を思い出す方も居ます(それでヨガや禅などの瞑想を止めてしまう方が多いのですが、座禅など 続けていると頻度が減りますし、思い出しても気にならなくなります。つまり心・気持ちのコントロールが自然に出来るようになります。そうやってコントロールの力を付けてきた 私も まだまだ修行・鍛錬が必要で、1~2年前には鎌倉の円覚寺などで毎週のように続けていた 座禅を昨夏からサボっています。これも悪夢の原因、落ち込みの原因の一つかもしれません)。

 

追記2:2014年2月2日(日):数日前、担当医に私が「躁転反応らしき症状を2度ほど経験した。」という話をしたところ、「ああ、夜中に目覚めて 怒りを感じるようになったのは、多分男性ホルモンが増え始めているからですよ。」と言われました。彼の根拠は、私が使っている男性ホルモン(テストステロン)の塗り薬の効きが先月から悪くなっている、という点です。塗薬に含まれるテストステロンは極少量なので、体内である一定のテストステロンが作れるようになると、塗り薬を使っても、以前(テストステロン値が低い時)ほどの効果がなくなるそうで、また、「怒り」はテストステロンの典型的な症状で、テストステロンは早朝(夜明け前)に分泌のピークを迎えますから、夜中~朝に目覚めて怒りを感じる事があるのは テストステロンが十分分泌されていれば(しかも、怒る動機を夢などで思い出せば)、自然に体験する事らしいです。

 躁転反応でなくて良かったです。テストステロンの量も増えているみたいで良かった(早速採血をし、結果待ちです)。

しかし、SAMeは摂り過ぎないよう、これからも注意したいと思います。

 

追記3:2014年3月23日(日)

Source Naturals社の SAMe, 30 Tablets (400 mg)は葉酸が含まれていないので一番のお勧めです。400㎎は多いので、サプリカッターで切り分けて摂取すると良いでしょう。

この商品が一番安価で手に入るのは、米国のBodybuilding.com で、単価 2,284円です。日本への送料は681円(合計 2,965円)です。Bodybuilding社のサプリは数個一緒に注文しても681円のままですから、他のサプリなどとまとめ買いするとさらに安くなります。

同じ商品をアマゾンに注文すると、一番安い業者が 単価 3,555円、関東への送料500円(合計4,055円)です。アマゾンだと単価で6割増し、送料込みでも4割近く高くついてしまいます。

 あと、NOW社のSAMeは葉酸が一錠(200 mg)あたり、200μg(一日の推奨量の半分)も入っている事が解ったので、お勧めしません。